とりあえず、最近思っていることについて、書いていこうと思う。
何を書いていいのかわからなくなっているために。
さて、最近は、寝起きが重たい。
目覚めはまあ、良くてもぐだぐだとあたたかくて、心地のいい布団の中におさまっていたくて、軽やかに起きることは、できない。
はて、なにか活気が足りないのかも。
そう思えば、何かと考えがナイーブになりがちかもしれない。
子どもの新生活のことやら、その他もろもろのお付き合いの仕方とか。
あれもしなきゃ、これもしとかなきゃな。みたいな日々の中で、読みたい本もある。観たさに浸りたい気分でもある。けれども、この時間は、なにか振り返ることができるから、大切。
まったく、こころが忙しない。
こうあるべきなのかな?と、どうしても周りと比べるようにもなる。
でも、いや、自分の生活観とだれかの生活観はちがうから。と、考え直す。
それで、いつも右往左往しながらも、きっと自分のペースに、と落ち着いていくようにするのがいいだろうし、そうなるはず。と思って、意識する。
人間関係は、苦手ではあっても、割と人と話すことは、嫌いではない。
幼い頃、話を聞く側ばかりだと思ってそれが少し不満だった。何を話していいのかわからなくって、ひたすら誰かの話をうんうんと聞いた。けれど、いまは、聞くことのほうがはるかに有意義な時間に感じるようになる。聞けること、聞いてみることは、新しい風が通るような気分にもなる。
日常は、いたって以前の健やかでいい状態とも、変わりはない。
ただ、自分の心の持ちかた次第で、今だけの問題は、どうにでもなるはず。
そんな感じでいいんじゃないかな。と思いながら。
子どもたちは、毎日家の中であれこれ好きな遊びを数パターンか持っていて、それに付き合うのが役目でもあるけれど、毎日ちょっとずつ工夫して、目がキラキラしていて楽しみを探す。同じように見えても、受け取るものがちがう。そういう面白さに気づける。子どもたちのいる暮らしは、見直せる。余計に。
そういうことを見習って、と思いながら、いまこうして書いている。
子どもたちの不在の間にやっておきたいことを済ませる。コーヒーひと口飲み始めてから、なんやかんややる気がでて進んでしまう。だからいつも結局冷めてしまうけれど、一杯飲むだけで、すごい物事がはかどる。コスパがよすぎる。
そうだ、自分だけの楽しい日常の展開を。
そう意識しながら。
追伸:『晩夏』読み始めからもうワクワクして、作者の表現力に、あ、好きな感じだ。と文章にうっとりしてしまっているところ。
物静かに、わりと穏やかにものごとを淡々と述べられている中に、いろんな感情が読んでいくにつれて、じっくりみえてくる人生の本質が感じられるそんな本。これは、残しておきたい貴重な本。