くらしのひとりごと

日常と頭の中で考えることがすきな日記的ひとりごと録。家好き、インドア派、田舎暮らし、読書好き。

自分でもよくわからないとき

実は、自分がどうしたいのかよくわからなくなっている。

朝起きると、いったい誰のために生きてるのか、とふと思うときがある。自分のためだけを考えても孤独感は押し寄せるし、誰かのためを考え過ぎていく人生もしんどくなる。そういうバランスも考えて、ただある事を面白おかしくたのしんで感謝しながら生きる。自分の意図を認識して、用心深くみつめながら。

多分、人生はこういうものなんだろうな、それでいいんじゃないかな、とも思ってきている。

 

 

なんだかよく書けないときがある。そんなときこそ、備忘録として書かなければならない。まとめて書けないときは日常茶飯事だからこそ、、メモして残すしておく。Xなどにもつぶやいて。見直して書いてみるだけで、不思議と気持ちが整理されていく…。

どの作業も大事だけれど、こうやって書いている心情の変化の過程が、最も大切にしていくべきことなのかもしれない。

そういえば、韓国の友人に自分の近況の日常を報告するとき、改めて自分の変化や心境に気づけることがある。こうやって書くことが自分にとって、どれだけ生活の一部として欠かせないことなのかも。

 

こうやって書いてくと、過去に体験して痛感した分、またひとつ、ひとつ、よく生きようと努力してみることが増えてく感じはする。
同じような思いはしたくないからこそ避けることもあるぶん、大切にするべきことも、小さな違和感も大切に考えて。よい機会だと思えることには積極的に。いつもよくわからなくて、それでもどう生きるかは常に考えながら、取捨選択して生きていきたいもの。

 

そういえば、いつも読んでいる鈴木裕さんのブログで紹介されていた本の要約でもこう書いてあった。

“自分がその行動を目標にした理由」を明確にし、ゴールに向かうすべての行動を5分以内の小さなものに分割する。次に、その新しい目標を、すでに毎日やっていることに継ぎ足す。忙しい生活に新しいことを加えるのではなく、既存のルーチンを再構築するのが理想的である。”

 

 

 

…うん。なんだか自分の中で点と点が繋がったというか実生活でもなんだか思いたあるふしがある。

 

 

そんなこんなでまわりくどく書いてみたものの、結局のところ、あれこれ身の回りにあることをどんな小さなことでも気になれば、じっくり考えながら、自分の中で一旦ぐっと腹を決めて生きてみる。その都度考えが良い矛先を向いているように感じれば、そのまま生きてみる。

 

そんなふうに、あらゆるものの見方の角度を日々意識して、依存的なモノ、とらわれやすい考え方を書き記すことで、新しい風も通り、古い考えも手放してこれたのかもしれない。(20代〜30代の悩みは変わるというように!?)

 

気になることは自分でどこからか探してみたり実行してみると、あたらしい新鮮な考えの窓が開いて、風通しがよくなって、気持ちいい感覚になる。はたまた偶然身近などこからか、なにか新しいできごとが入り込んくることもあって、いつだってものごとから考えさせられる。

 

こうしたことを考えていると、ふと頭の中によぎった本、リルケの「芸術と人生」が読みたくなった。不思議と一ページ目をめくると、あれ、リルケのいうことが、もしかすると、自分の中にも少し当てはまるのでは?なんて、思ってしまった。

 

芸術家の自然への関心のもちかたには、なにか無我のようなものがある。大きく見張った目を通じて、永遠に待っている魂のなかへ分けいっていく、こうした生活をだんだん私は理解しはじめている。この外界へ向けられた感覚の日々の注意と党と準備。との千回も凝視し、いつも自分を離れてかなたを見つめること。この変化する風景を、自分を連れないで、目だけで追うこと。このだれについてということは勘定にいれないで、ただ見る目であるということこうした生活の純潔さ、こうしたいつも快活であること、というのはいつも何かがそこに現われているからであり、それが自分という個人と関係をもっているからではなくて、単に動きであり、変化であるからなのだ。ことでは目がなんと大きくなっていることだろう。

(『日記」、一九〇〇年九月十一日)-ライナーマリアリルケ/芸術と人生より

 

 

だから、こう一度気に入ってしまった本は、いつかまた読み返して人生に役立てるであろうと思うからこそ、長く保管したくなる。

 

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そういえば、今月に入ってからのこと、珈琲を毎日のように飲まなくなった。風邪をこじらせたというのもあって。そんな最中は、昨日何を食べたか?よりも、昨日なにをしたか?何を考えたか?のほうが、はるかに心に影響することを実感した気がした。

それでも、珈琲は自分にとって良い刺激や集中力のスイッチを入れてくれる気がする。だから、あえてやめる気はない。これからは、以前のような毎日ダラダラとがぶ飲みをせず、飲む時間を決め、ほどほどに付き合ってたのしく飲んでいこうと思う。実際のところ、あまり胃にもよろしくないから。

 

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もう二日後に頼んでいた本が届く。読みたまらないのだけれど、こうやって悶々としながら待って日常で考える時間も、改めて読む時間を確保するときに痛感することも多くある気もする。

それでも、読むために時間は使いたいから、貯まったポイントやクーポンで購入できるのならば、自分の中で優先して本を買うようになった。そんないまの自分の中の小さな条件を守りながらたのしく過ごす、日々。

 

 

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庭の植物たちも賑やかにぐんぐんと活気付いてきている。

日当たりが心地よいときにみる植物たちの生命も美しいけれど、雨が降り注いで生き生きしてる植物たちもこれまた違って美しい。

 

焚火をして暖を囲って癒されるのは人間だけかもしれないけれど、まだ肌寒いときにはこれまた、格別だなあ。

今年もボリジが綺麗に咲いた。なんとも澄んだ淡いブルー色。

 

 

 

 

 

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